劉括とは? わかりやすく解説

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劉括Liu Kuo

リュウカツ
リウクワツ

(?~?)

扶風の人《後主伝》。

混乱避けて漢中移住し、そこで奴隷商人から一人若者買い取った。その若者良家出身であったらしいことから、彼を養子として妻を世話してやった。のちに劉備益州平定して将軍漢中に行かせたが、若者は簡将軍会い行き、彼が劉備の子であることが判明した後主伝》。

裴松之劉禅との年齢一致しないことから一連のエピソード否定しているが、これはむしろ裴松之勇み足であろう劉備はたびたび戦い敗れて妻子棄てており、この若者そうした劉禅兄たち一人であってもおかしくはない。『魏略』は聞き取り中心に著述されているが、その過程で、この若者を弟にあたる劉禅混同するのは充分あり得る話なのである

参照簡雍(簡将軍) / 劉備 / 漢中郡 / 扶風郡 / 良家




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