Linux/Unix
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 14:25 UTC 版)
「GTK (ツールキット)」の記事における「Linux/Unix」の解説
GTKは当初、Motifの代替として、GIMPのために設計され、用いられた。Peter MattisはMotifに失望し、彼自身のGUIツールキット、GIMP toolkitが書かれた。これはGIMP 0.60のリリースでMotifを置き換えることに成功した。最終的にGTKは書き直され、オブジェクト指向となり、GTK+に名前が変更された。これはGIMPの0.99リリースで最初に使われた。GTKはその後、GNOME Foundationによってメンテナンス対応がなされGNOMEデスクトップ環境で使われるようになった。 GTK 2.0.0リリースシリーズは、Pangoを使った改善されたテキストのレンダリング新しいテーマエンジンやさらに柔軟なAPIなどを含んでいた。バージョン2.8から、GTK 2はベクターグラフィックスの描画のためのライブラリとしてCairoに依存するようになっている。 GTK 3.0.0は、修正されたインプットデバイスの取り扱いや、CSSのような構文で書かれたテーマのサポート、他の開かれているGTKアプリケーションからの情報受け取り機能などを含んでいる。
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