自由、平等、友愛とは? わかりやすく解説

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自由、平等、友愛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 07:59 UTC 版)

自由平等友愛」(じゆう、びょうどう、ゆうあい、フランス語: Liberté, Égalité, Fraternité «リベルテ、エガリテ、フラテルニテ»)は、フランス共和国標語である。その起源はフランス革命にあり、革命期のスローガンの中の1つであったが、公式に国の標語として採用されることになるのは19世紀末の第三共和政になってからである。


  1. ^ a b 棚沢直子 グローバル化時代の国家アイデンティティ —日仏比較— 名古屋大学大学院国際言語文化研究科 日仏二国間セミナー「グローバル化で変化する日仏の国家アイデンティティージェンダー関係、社会格差」2007年11月3日-4日
  2. ^ モナ・オズーフ, Liberté, égalité, fraternité, in Lieux de Mémoire (dir. Pierre Nora), tome III : Les France. De l'archive à l'emblème, éd. Quarto Gallimard, 1997, pp.4353-4389
  3. ^ 小林 1969, p.214
  4. ^ les Sociétés populaires
  5. ^ Discours sur l'organisation des gardes nationales
    この演説のテクストはオンラインで利用できる : Discours sur l'organisation des gardes nationales :「XVI. 国民軍兵の胸部にはこれらの語が刻まれる――自由、平等、友愛。同じ語が、国の3つの色(トリコロール)を持つその旗にも記される。」
  6. ^ a b Michel Borgetto, La Devise : « Liberté, Egalité, Fraternité », PUF, 1997, p. 32.
  7. ^ Marcel David, Le peuple, les droits de l'homme et la république démocratique, p. 235.
  8. ^ エタンプの市長ジャック・ギヨーム・シモノーを称えて1793年6月3日に行われた「法の祭典」では、「自由、平等、友愛」は「自由、平等、所有」に置き換えられていた。Ernest Hamel, Histoire de Robespierre d'après des papiers de famille, les sources originales et des documents entièrement inédits, Paris, Chez l'auteur, 1866, tome II : « les Girondins », p. 278 を参照。
  9. ^ David, p. 238.
  10. ^ David, p. 239-240
  11. ^ Philippe Roger, « La Révolution française et la Justice ou le second exil d’Astrée », in Justice, Liberté, Égalité, Fraternité, Sur quelques valeurs fondamentales de la démocratie européenne (sous la direction d'Olga Inkova), institut européen de l’université de Genève.
  12. ^ Jean-Louis Crémieux-Brilhac, La France Libre. De l'appel du 18 Juin à la Libération, Paris, Gallimard, 1996, p. 195-197. エドガー・ド・ラルミナ大将は、1940年7月のBBCでのモーリス・シューマンの放送で、「名誉と祖国」という代わりの標語を手に入れた。それに反して、ラルミナとフォンテーヌを始めとする将校たちのさまざまな介入にもかかわらず、新聞『フランス』と雑誌『自由フランス』はその副題を保ち続けた。1941年7月8日の電報で、シャルル・ド・ゴールはこう説明している――「もし我々が民主主義のために戦うのであると単純に宣言していたなら、アメリカからは称賛されたであろうけれども、肝心のフランスの版図では多くを失うことになっていたであろう。現時点では、フランスの民衆は民主主義という言葉をこの戦争の前まではこの国で機能していた議会制と混同している。政治的な出自を問わず、我々自身の信奉者たちと、とりわけ我々の兵士たちの圧倒的多数はこのことに確信を抱いている。この体制は事実を以て、輿論において断罪されている。 他方で、我々はヒトラーファシスト体制の執拗な敵である。その証に、我々は至るところでそれと戦うのであるし、その破壊と放逐のためには、内戦をも躊躇わない。」
  13. ^ シャルル・ド・ゴール『演説とメッセージ』第1巻、「戦時中、1940年6月-1946年1月」, Paris, Plon, 1970, p. 137-138 :「『自由、平等、友愛』と言おうではないか、なぜなら、我々の祖先が我々の種族から引き出した精髄であり、この生死を賭けた戦いにかかっているものである民主的な原則を堅持することが我々の意志なのだから。」Jean-Louis Crémieux-Brilhac, La France Libre. De l'appel du 18 Juin à la Libération, Paris, Gallimard, 1996, p. 209-210 を参照。
  14. ^ ジャン=ジャック・ルソー社会契約論』(1762)第2部11章(ウィキソース原文
  15. ^ Borgetto, p. 34
  16. ^ « Il était le bon côté du christianisme », リベラシオン, 23 janvier 2007


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