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ロール・マナドゥ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 16:43 UTC 版)

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ロール・マナドゥ
Laure Manaudou in 2005
選手情報
フルネーム ロール・マナドゥ
国籍 フランス
泳法 自由形背泳ぎ
生年月日 (1986-10-09) 1986年10月9日(35歳)
生誕地 フランスヴィルールバンヌ
身長 180 cm
体重 64 kg
獲得メダル
競泳
フランス
オリンピック
2004 400m自由形
2004 800m自由形
2004 100m背泳ぎ
世界水泳選手権
2005 400m自由形
2007 200m自由形
2007 400m自由形
2007 800m自由形
2007 100m背泳ぎ
2007 4×200mフリーリレー
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ロール・マナドゥ(Laure Manaudou, 1986年10月9日 - )は、フランス競泳選手。アテネオリンピック400メートル自由形金メダリストで元世界記録保持者。父親はフランス人、母親はオランダ人。ロンドンオリンピック50m自由形金メダリストのフローラン・マナドゥは弟。フランス語の発音は[lɔʁ manodu]でマノドゥのほうが近い。

経歴

アテネオリンピック競泳女子400メートル自由形においてフランス女子競泳初の五輪金メダルを獲得。同800メートル自由形でも大本命と見られていたものの、後半過ぎの600m辺りから急激にペースダウン、最後のあと50mのターン付近で日本柴田亜衣にかわされ、銀メダル獲得に。同100メートル背泳ぎでは銅メダルを獲得し、五輪での一大会3つのメダルは1948年ロンドンオリンピック陸上競技でのミシュリーヌ・オステルメイヤー以来、フランス女子では二人目である。

2006年5月12日、フランス選手権女子400メートル自由形では世界新の4分3秒03をたたき出し、アメリカジャネット・エバンス1988年ソウルオリンピックの決勝で記録した世界記録4分3秒85という女子競泳五輪実施種目最古の世界記録を18年ぶりに更新。同年8月6日ブダペストで行われた欧州選手権においても4分2秒13で優勝、自らの世界記録を0秒90更新した。同大会では800m自由形、200m個人メドレー、100mの背泳ぎでも優勝している。

2007年3月メルボルンでの世界水泳選手権では100メートル背泳ぎはナタリー・コーグリンに、800メートル自由形はケイト・ジーグラーに破れ銀メダルに終わるも、400メートル自由形を大会記録で、そして200メートル自由形を1分55秒52の世界記録で制し、北京オリンピックの金メダル最右翼の1人とされた。国内での人気も沸騰、ファッション関連企業とスポンサー契約を結び、テレビ出演、雑誌のグラビアを頻繁に飾った。

2007年5月9日には練習拠点をイタリアに移すと発表したが[1]、仏伊両水泳連盟との軋轢、元恋人のイタリア人の競泳選手ルカ・マリンとの破局、彼女のものではないかと報道されるヌード写真が流出(マナドゥ、マリンの二人とも否定)、コーチらとの確執などのトラブルに見舞われた。

北京オリンピックでは、マナドゥは400m自由形に出場したが、精彩を欠くレースで8位に終わった。また、自身が出場しない200m自由形でフェデリカ・ペレグリニに世界記録を塗り替えられた。100m背泳ぎで7位、200m背泳ぎで準決勝敗退に終わりメダルの獲得はならなかった。

北京オリンピック終了後、練習拠点をマルセイユにすることを発表した[2]

2009年はローマ世界選手権などの出場を見送り休養した[3]。同年10月に22歳で現役引退を発表した[4]

引退後は映画にゲスト出演などの活動を行った。

2010年4月2日、恋人でフランス人競泳選手フレデリク・ブスケとの間に女児マノンを出産。

2010年10月、2011年7月以降に競技への復帰を目指していることを明らかにした。

2012年、ロンドンオリンピックの出場権を獲得。100mと200m背泳ぎに出場したが、共に予選落ちした。2012年限りで再び現役を引退した[5]

自己ベスト

種目 タイム 備考
200m 自由形 1分55秒52 2007年世界水泳選手権
400m 自由形 4分02秒13 2006年ヨーロッパ水泳選手権
800m 自由形 8分18秒80 2007年世界水泳選手権
100m 背泳ぎ 59秒50 2008年
200m 背泳ぎ 2分06秒64 2008年

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク


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