おうし座ラムダ星
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/08 21:33 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動おうし座λ星[1] Lambda Tauri | |
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星座 | おうし座 |
視等級 (V) | 3.41[1] 3.37 - 3.91(変光)[2] |
変光星型 | アルゴル型変光星(EA/DM)[2] |
位置 元期:J2000.0[1] | |
赤経 (RA, α) | 04h 00m 40.81572s[1] |
赤緯 (Dec, δ) | +12° 29′ 25.2259″[1] |
赤方偏移 | 0.000059[1] |
視線速度 (Rv) | 17.8 km/s[1] |
固有運動 (μ) | 赤経: -8.02 ミリ秒/年[1] 赤緯: -14.42 ミリ秒/年[1] |
年周視差 (π) | 6.74 ± 0.17ミリ秒[1] (誤差2.5%) |
距離 | 480 ± 10 光年[注 1] (148 ± 4 パーセク[注 1]) |
絶対等級 (MV) | -2.4[注 2] |
物理的性質 | |
スペクトル分類 | B3V+... [1] |
色指数 (B-V) | -0.12[3] |
色指数 (U-B) | -0.62[3] |
別名称 | |
別名称 | |
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おうし座λ星(おうしざラムダせい、λ Tau / λ Tauri)は、おうし座の恒星で3等星。
三重星系である。主星のおうし座λ星Aは青白色のB型主系列星。光度は太陽の約4000倍であり、半径は太陽の6.6倍である。伴星は白色のA型準巨星で太陽の5.5倍の半径、95倍の光度を持つ。これらは共通の重心を0.1天文単位離れて3.95日の周期で公転している。系には3つめの暗い恒星が33日の周期で回っている。
てんびん座δ星とともに、1909年にフランク・シュレシンジャーによって、回転によるスペクトルの線幅拡大が初めて観測された[4]。
名称
アラビア語で「牡牛」という意味のElthor (Althor, Althaur, Al Thaur) という固有名を持つ。
脚注
注釈
出典
固有名詞の分類
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