LPHからLHA、LHDへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 05:40 UTC 版)
「アメリカ級強襲揚陸艦」の記事における「LPHからLHA、LHDへ」の解説
アメリカ海軍では、1950年代末より、ヘリボーンを組み込んだ新しい水陸両用作戦のための揚陸艦の整備に着手し、まず1958年度よりヘリコプター揚陸艦(LPH)としてイオー・ジマ級、1959年度からはドック型輸送揚陸艦(LPD)としてローリー級の建造を開始した。 ついで、艦隊としての重装備の揚陸能力を強化するため、LPHにLPDとしての機能を付与したLHA (Landing helicopter assault) が構想され、1969年度より、タラワ級強襲揚陸艦として建造を開始した。これはあまりに高価であり、当初予定されていた9隻の建造計画は5隻に削減されたが、1984年度からは、LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇の運用に対応した発展型の建造が開始された。LHAの追加建造であると思われないよう、こちらは船体分類記号をLHD (Landing helicopter dock) に変更しており、ワスプ級として、まず7隻が建造された。
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