ロジック・システムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ロジック・システムの意味・解説 

ロジック・システム

(LOGIC SYSTEM から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/19 14:33 UTC 版)

ロジック・システム
出身地 日本
ジャンル テクノポップフュージョン
活動期間 1981年1982年1991年1993年2003年
レーベル 東芝EMIアルファレコード~ブリッジ・レーベル
公式サイト http://motion-pm.com/?p=87
メンバー 松武秀樹コンピューター・プログラムシンセサイザー
入江純アレンジ

ロジック・システム(LOGIC SYSTEM)は1981年に結成された日本音楽ユニット

概要

当時、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のマニピュレーターとして活動していた松武秀樹が結成した音楽ユニットである。ジャンルとしてはYMOと同じくテクノポップであり、海外でもシングルやアルバムが発売された。

1981年から1982年までに東芝EMI(現:ユニバーサル ミュージック ジャパン)のEXPRESSから3枚のスタジオ・アルバムを発表し、その後はしばらく活動休止状態であったが、1991年に編曲家の入江純を迎えて活動再開。アルファレコード(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)からサウンドトラックを含む3枚のアルバムを発表した。 またその後も「ブリッジ・レーベル」などで活動を続けている。[1]

楽曲に関してのメンバーの主な担当は、当初はアルバムや楽曲ごとにアレンジャー(川上了石田勝範清水信之大村雅朗大村憲司後藤次利ら)を起用していたが、1991年以降は入江純が楽曲のアレンジ、松武秀樹がオペレーター、コンピュータープログラムといった担当であり、入江はライブには参加していない。

2020年、約12年ぶりにアルバム『TECHNASMA』を発表、メインコンポーザーは「山口美央子」が務めた。

ディスコグラフィ

シングル

  • Domino Dance/Unit(両曲共に作曲・編曲:川上了)(1981年6月 東芝EMI)
  • 哀愁のオリエント急行 (Orient Express)(作曲:筒美京平 / 編曲:大村雅朗)B面:Be Yourself〈第二作「VENUS」収録曲〉(作曲:Anethan East / 編曲:石田勝範)(1982年5月21日 東芝EMI ETP-17349)
  • ライディーン (風と水の思想) / Let's Take A Coffee (Coffee Rumba) (1991年 Alfa)
  • 上海月夜 / 上海月夜 (上海反転新解釈)(1992年 Alfa)
  • 万葉伝説 / 上海月夜(1992年 Alfa)
  • Clash(2011年 エンドレス・ファイト)

アルバム

  • Logic (1981年6月 東芝EMI)
  • Venus (1981年 東芝EMI)
  • 東方快車 〜Orient Express〜 (1982年 東芝EMI)
  • To・Gen・Kyo (1991年 Alfa)
  • Space Polyphony (1992年 Alfa)
  • Patch Work (2003年 ブリッジ) - ロジック・システム活動休止期間(1983年~1990年)の未発表曲やセルフカバー曲を収録。
  • Everything Is In The Nature (2005年 ブリッジ)
  • Tansu Matrix (2008年 ブリッジ)
  • TECHNASMA (2020年 Pinewaves)

サウンドトラック

  • 感動エクスプレス Vol.1 (1993年 Alfa)
  • Mystery Of Life (1993年 Alfa)

ベストアルバム

  • History Of Logic System (2003年 ブリッジ)
  • Sequentital Work (2004年 ブリッジ)

リミックスアルバム

  • RMXLOGIX (with special tracks) (2011年 MOTION±)
  • RMXLOGIX Vol.2 (with special tracks) (2012年 MOTION±)

ライブアルバム

  • Electric Carnaval 1982 Logic System (2010年 ブリッジ)

タイアップ曲

楽曲 タイアップ 時期
Person to Person 東洋工業(現・マツダ)『マツダ・ルーチェ』(4代目前期型)CM使用曲 1981年
哀愁のオリエント急行 1982年
ジョルジュ・ナゲルマケールスの夢 AM3:00の恐怖』オープニングテーマ 1987年

関連項目

注釈

  1. ^ 活動は続けているものの、現在では「松武秀樹」としての活動と「ロジック・システム」としての活動の違いは曖昧なものである。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロジック・システム」の関連用語

ロジック・システムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロジック・システムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロジック・システム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS