レオン・ワルラス
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マリ・エスプリ・レオン・ワルラス(ヴァルラス、フランス語: Marie Esprit Léon Walras [valʁas]、1834年12月16日 - 1910年1月5日)は、フランス生まれの経済学者。スイスのローザンヌ・アカデミーで経済学の教鞭を執った。経済学的分析に数学的手法を積極的に活用し、一般均衡理論を最初に定式化し、ヨーゼフ・シュンペーターによって「すべての経済学者の中で最も偉大」と評された[1]。生涯、労働者の貧困解決を課題とする社会主義者でもあった[2]。
- ^ Joseph A. Schumpeter, History of economic analysis, 1954, p.827
- ^ a b 柳沢哲哉「経済学史への招待」社会評論社,2017.p.155
- ^ 小室直樹 『経済学をめぐる巨匠たち』 ダイヤモンド社〈Kei BOOKS〉、2003年、189頁。
- ^ この両者を説明するために、『純粋経済学要論』決定版の付録1、第1章(久武訳、p.507)で概ね以下の様に語っている。今日、数え切れぬほど多くの学派が存在するものの、私は二つの学派しか認めない。一つはその命題を証明しない学派であり、いま一つは命題を証明する学派であって、これ(後者)こそ私が確立しようと目指しているものである。
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