ジャッキー・スチュワート(イギリス)
少年のころからスポーツ好きで知られサッカーなどを楽しんでいたが、やがてクレー射撃で腕をあげ、1960年のローマ・オリンピックの際にはイギリス選手団の補欠に選ばれたほど。しかし、兄ジミーの影響で始めたレースにしだいに力を注ぐようになり、K.ティレルに認められてF3に参戦。65年にはBRMからF1デビューを果たし、初陣の南アフリカGPで6位、イタリアGPで初優勝。68年にはF1チームを興したティレルとジョイントし、マトラ・フォードを駆って3勝をあげてシリーズ2位。翌69年には6勝をあげて初のチャンピオンに。その後もティレル・チームから参戦を続け、71年に2度目、73年に3度目の世界一の座をもぎとるが、73年のアメリカGP予選で、僚友のF.セベールが事故死したことで引退した。99戦27勝、2位11回、3位5回、4位6回、5位5回、6位3回で入賞率57%強を誇った。現在でもフォードとのつながりが深く、モータースポーツにさまざまなかたちで関与している。
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