国鉄B20形蒸気機関車とは? わかりやすく解説

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国鉄B20形蒸気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 16:30 UTC 版)

B20形蒸気機関車(B20がたじょうききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である運輸通信省(のちに運輸省に改組)が第二次世界大戦末期から終戦直後にかけて少数を製造した、主として入換作業用の小型タンク式蒸気機関車である。


注釈

  1. ^ そのため、B10形との間に間隔(B11 - B19)が生じているが、タンク機を表す形式番号(10 - 49)には幸い適合している。
  2. ^ これ以外に「甲」=1,435mm・「丙」=1,000mmの2軌間も計画されたが、外地用規格であるため、実際に設計されることはなかった。
  3. ^ 戦後もこの規格を下敷きとした静岡鉄道B15形蒸気機関車などが製造されるが(規格通りであれば丁B6相当)、条件に応じ火格子面積や動輪径等変えており、原設計そのままというわけではない。なお、B15形の「15」は静岡鉄道駿遠線での通し番号で、トン数ではない(8トン機)。
  4. ^ 蒸気機関車研究家の臼井茂信は、「結局は外観を除いてコッペルと類似のものでしかなかった。」と評している[1]
  5. ^ 末期は実用機というよりマスコット的な位置付けであった。
  6. ^ 寸詰まりな姿で「森ブタ」と通称される、森製作所製蒸機改造機関車の一例。
  7. ^ ちなみに、この機関車は森製作所として最後の蒸気機関車改造ディーゼル機関車であった。

出典

  1. ^ a b 臼井 (1978), p. 612
  2. ^ a b 臼井 (1969), [付録1]「国鉄計画機関車」
  3. ^ 臼井 (1968), p. 254
  4. ^ 「保存車・廃車体一覧3 補遺【第6回】」『RAIL FAN』第49巻第3号、鉄道友の会、2002年3月号、18頁。 
  5. ^ 鉄道ジャーナル』第27号、成美堂出版、1969年10月号、60-61頁。 


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