インティメット・ストレンジャーとは? わかりやすく解説

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インティメット・ストレンジャー

(Intimate Strangers から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/28 13:33 UTC 版)

『インティメット・ストレンジャー
Intimate Strangers』
トム・スコットスタジオ・アルバム
リリース
録音 1977年7月-1977年8月
Recorded at:
CRIMSON SOUND, Santa Monica, CA
SOUND LABS, Los Angeles, CA
HIT FACTORY, New York, NY
ジャンル ジャズフュージョン
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース トム・スコットハンク・シカロ
チャート最高順位
  • 123位(アメリカ[1]
トム・スコット アルバム 年表
ブロウ・イット・アウト
(1977年)
インティメット・ストレンジャー
(1978年)
ストリート・ビート
(1979年)
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インティメット・ストレンジャー』(原題:Intimate Strangers)は、1978年に発売されたトム・スコットのアルバム。

ロサンゼルスのスタジオ・ミュージシャン仲間が多く参加しており、TOTOとしても活動し始めていたデヴィッド・ペイチスティーヴ・ポーカロをはじめとしたロック系スタジオ・ミュージシャンたちも交え錚々たる顔ぶれで制作されている。スコットの母国アメリカでは、総合チャートのBillboard 200で123位、『ビルボード』誌のジャズ・アルバム・チャートでは6位に達した[1]

概要

トム・スコットはジョージ・ハリスンの1974年のアルバム『ダーク・ホース』へサックス・プレーヤーとして参加し、1976年のアルバム『33 1/3』では、リチャード・ティーと共に参加していて、当時のトム・スコットはジャズ/フュージョンというスタイルが確立される以前の、クロスオーバーと呼ばれていた時代からポップ・ロック路線からもサックス・プレーヤーとしてのオファーが多く、このアルバムはそういったバックボーンを反映したサウンドになっている。また1976年の映画『タクシードライバー』のエンディング・テーマ曲を担当するなど、ジャズ/フュージョンだけに留まらずに幅広く活躍していた時期に制作されたアルバムでもある。アルバム前半は3つの組曲形式で構成されていて「part 3 - Loving and Leaving」の「Lost Inside the Love of You (Reprise)」ではジャコ・パストリアスの流麗なベース・ソロが聴ける。

収録曲

全曲、トム・スコット作曲

サイド1 インティメット・ストレンジャー(組曲) - "Intimate Strangers (Suite)":

  1. Part1-サドン・アトラクション - "part 1 - Sudden Attraction"
    • ハイ・ステッパーズ - "Hi Steppers" - 3:52
    • ロスト・インサイド・ザ・ラヴ・オブ・ユー - "Lost Inside the Love of You" - 5:03
  2. Part2-デイ・アンド・ナイト・アウト・トゥゲザー - "part 2 - A Day & Nite Out Together"
    • ゲッタウェイ・デイ - "Getaway Day" - 4:06
    • ナイト・クリーチャーズ - "Nite Creatures" - 3:56
  3. Part3-ラヴィング・アンド・リーヴィング - "part 3 - Loving and Leaving"
    • ロスト・インサイド・ザ・ラヴ・オブ・ユー (リプライズ) - "Lost Inside the Love of You" (Reprise) - 2:54
    • ドゥー・ユー・フィール・ミー・ナウ - "Do You Feel Me Now" - 4:14
    • ハイ・ステッパーズ (リプライズ) - "Hi Steppers" (Reprise) - 1:23

サイド2

  1. ブリージン・イージー - "Breezin' Easy" - 6:03
  2. ソー・グッド・トゥ・ミー - "You're So Good to Me" - 4:26
  3. プッティン・ザ・バイト・オン・ユー - "Puttin' the Bite on You" - 5:26
  4. ビューティフル・ミュージック - "Beautiful Music" - 4:28

録音メンバー

録音データ

プロデューサー
トム・スコット & ハンク・シカロ for CRIMSON PRODUCTIONS
エンジニア
ハンク・シカロ
テリー・ベッカー
レコーディング・スタジオ
CRIMSON SOUND, Santa Monica, CA
SOUND LABS, Los Angeles, CA
HIT FACTORY, New York, NY

脚注




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