インティメート・マージャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/01 05:17 UTC 版)
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| 種類 | 株式会社 |
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| 市場情報 | |
| 本社所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木3-5-27 六本木山田ビル4F |
| 設立 | 2013年6月24日 |
| 業種 | サービス業 |
| 法人番号 | 4010001154311 |
| 事業内容 | データマネジメントプラットフォーム事業 |
| 代表者 | 代表取締役社長 簗島亮次 |
| 決算期 | 9月30日 |
| 外部リンク | corp |
株式会社インティメート・マージャー(英: Intimate Merger, Inc.)は、東京都港区に本社を置く、データ活用プラットフォームを提供する日本のテクノロジー企業である。2013年に設立され、データマネジメントプラットフォーム(DMP)事業を中心に、ポストCookieソリューションやAIを活用したマーケティング支援サービスなどを展開している。東京証券取引所グロース市場に上場しており、証券コードは7072である。
概要
インティメート・マージャーは、データに基づいたマーケティングソリューションを提供する日本のテクノロジー企業である。主力事業は、国内最大級とされるデータ活用プラットフォーム「IM-DMP」の提供・構築支援であり、これを通じて企業のデータドリブンマーケティングを支援している。
同社の事業は、プラットフォーム提供に留まらず、データ活用に関するコンサルティングサービスも提供する。近年では、サードパーティーCookie規制強化という市場環境の変化に対応するため、代替となる共通IDソリューション「IM-UID」を提供している。さらに、生成AIの台頭を受け、LLM(大規模言語モデル)に最適化されたウェブサイト構築を支援する「LLMO ANALYZER」といった新サービスも展開している。
これらの技術とサービスを通じて、AdTech領域に留まらず、Sales Tech、Fin Tech、Privacy Tech、Health Techといった様々なX-Tech領域への事業展開を進め、データ活用による広範な分野での効率化を目指している。
経営理念としては、「データ活用をより、誰でも使えるものに」「利用した価値を実感してもらえるように」「様々な場面で利用できるように」の3点を掲げ、データ活用の民主化と価値提供を重視している。ミッションは「世の中のさまざまな領域における、データを使った効率化」であり、将来的には「データビジネスのプロデューサー集団」を目指すとしている。
沿革
- 2013年(平成25年)6月24日 - 株式会社フリークアウト(現・株式会社フリークアウト・ホールディングス)と株式会社Preferred Infrastructureの合弁会社として設立。代表取締役社長に簗島亮次が就任。
- 2015年(平成27年)3月 - Googleが運営するDSPサービス(DoubleClick Bid Manager、現Display & Video 360)との連携を開始。
- 2018年(平成30年)
- 7月 - B2B向けリードジェネレーションツール「Select DMP」の提供を開始。
- 12月 - シリーズAの資金調達ラウンドを完了。IPOまでに2回のラウンドで総額255万米ドルの資金を調達したとされる。主要な投資家には、モバイル・インターネットキャピタル、YJキャピタル(現Z Venture Capital)、SMBCベンチャーキャピタル、電通などが含まれる。
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
- 8月 - サードパーティーCookieの代替サービスとして「IMポストCookieアドネットワーク」の提供を開始。
- 共通IDソリューション「IM-UID」の提供を本格化。
- 2022年(令和4年)4月 - 東京証券取引所の市場区分再編に伴い、グロース市場へ移行。
- 2024年(令和6年) - 「LPO AWARD SECOND HALF OF 2024」においてゴールド賞を受賞。
- 2025年(令和7年)4月 - 生成AIに"選ばれる"Webサイト構築を支援するサービス「LLMO ANALYZER」の提供を開始。
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