ストリート・ビート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/28 17:49 UTC 版)
『ストリート・ビート』 | ||||
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トム・スコット の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1979年 カリフォルニア州 Crimson Sound[1] | |||
ジャンル | フュージョン | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース | トム・スコット、ハンク・シカロ | |||
チャート最高順位 | ||||
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トム・スコット アルバム 年表 | ||||
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『ストリート・ビート』(Street Beat)は、トム・スコットが1979年に発表したスタジオ・アルバム。スコットの母国アメリカでは、総合チャートのBillboard 200で162位、『ビルボード』誌のジャズ・アルバム・チャートでは7位に達した[2]。1999年に初めてCD化された[3]。
背景
スタジオ・ミュージシャンとして多くのアーティストの作品に参加してきたジェフ・ポーカロ(当時はTOTOのメンバーとしても活動していた)とニール・スチューベンハウスが、収録曲の大半のリズム・セクションを務めた。収録曲「カー・ウォーズ」は、1979年公開のアメリカ映画『Americathon』のサウンドトラックで使用されており[4]、この曲には後にイエロージャケッツのメンバーとして活動するラッセル・フェランテとジミー・ハスリップが参加した。
収録曲のほとんどはインストゥルメンタルだが、「グリード」と「ギヴ・ミー・ユア・ラヴ」の2曲は、ボーカリストも加えた編成となっている。
収録曲
特記なき楽曲はトム・スコット作。
- ストリート・ビート - "Street Beat" - 5:17
- グリード - "Greed" (Tom Scott, Dennis Tufano) - 4:41
- カム・クローサー・ベイビー - "Come Closer, Baby" - 5:24
- ヘッディング・ホーム - "Heading Home" - 5:16
- カー・ウォーズ - "Car Wars" - 4:09
- ウィ・キャン・フライ - "We Can Fly" - 4:54
- ギヴ・ミー・ユア・ラヴ - "Give Me Your Love" (T. Scott, J. Marotta) - 5:35
- シェイクダウン - "The Shakedown" - 5:57
録音メンバー
- トム・スコット - サックス、リリコン
- カルロス・リオス - ギター (on 1. 3. 4. 5. 7. 8.)
- ヒュー・マクラッケン - ギター (on 2.)
- バジー・フェイトン - ギター (on 6.)
- アイラ・ニューボーン - ギター (on 6.)
- ジェリー・ピーターズ - キーボード (on 1. 2. 3. 6.)
- ドン・グルーシン - キーボード (on 4. 7. 8.)
- ラッセル・フェランテ - キーボード (on 5.)
- ニール・スチューベンハウス - ベース (on 1. 2. 3. 4. 6. 7. 8.)
- ジミー・ハスリップ - ベース (on 5.)
- ジェフ・ポーカロ - ドラムス (on 1. 2. 3. 4. 7. 8.)
- ロン・アストン - ドラムス (on 5.)
- リック・マロッタ - ドラムス (on 6.)
- ラルフ・マクドナルド - パーカッション
- デニス・トゥファノ - ボーカル (on 2.)
- ステファニー・スプルーイル - ボーカル (on 7.)
- ジム・ホーン - サックス
- チャック・フィンドレー - トランペット、フリューゲルホルン
- スライド・ハイド - トランペット、トロンボーン
- モーガン・エイムス - バッキング・ボーカル
- マキシン・アンダーソン - バッキング・ボーカル
- マキシン・ディクソン - バッキング・ボーカル
- ポーレット・ マクウィリアムズ - バッキング・ボーカル
- カルメン・トゥイリー - バッキング・ボーカル
脚注
- ^ 日本盤1999年再発CD(SRCS 9540)ブックレット
- ^ a b Street Beat - Tom Scott : Awards : AllMusic
- ^ 日本盤1999年再発CD(SRCS 9540)帯
- ^ Americathon (1979) - Soundtracks - IMDb.com
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