IMS DB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 08:03 UTC 版)
DEDBはVSAMの上にのみ作成することができる。DL/IデータベースはVSAM、OSAM両方の上に作成することができる。どのアクセス方式にデータベースを作成できるかは、データベースの編成によって決まる。2005年現在ではz/OSのVSAMデータセットのサイズは最大128テラバイトだが、IMSが扱えるVSAMデータセットの大きさは4ギガバイト、OSAMデータセットは8ギガバイトに制限されている。これはIMSのユーザーが、大量のデータを扱う場合はマルチ・データセットを使うことによる。「VSAM」や「OSAM」は通常、アクセス方式の例として言及される言葉である。IMSデータベースの論理的なVIEWとしては、データベースの編成として言及される(HDAM、HIDAM、HISAM、ほか)。内部のデータは、4バイトのポインターまたはアドレスによってリンクされる。データベースが作成されているデータセット上ではRBA (relative byte addresses) として言及される。
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