ハイパーバイザー【hypervisor】
ハイパーバイザ
別名:仮想化モニタ,仮想化マシンモニタ,仮想化OS,Virtual Machine Monitor
【英】hypervisor
ハイパーバイザとは、バーチャルマシン(仮想機械)を実現するためのソフトウェアのことである。
ハイパーバイザはOSよりも上位のレベルで動作し、特定のOSを必要とせずに動作する。ハードウェア構成を再現(エミュレート)することにより複数のOSを制御し、1台のマシン上で複数の仮想環境を構築することができる。
代表的なハイパーバイザの製品としては、VMwareが開発しているVMware ESXならびにVMware ESXi、Microsoftが開発しているHyper-V、XenSourceが開発しているXenなどがある。
また、ホストOSと呼ばれるOSの下で、ゲストOSと呼ばれるOSを動作させるタイプのソフトウェアも、ハイパーバイザと呼ばれる場合がある。MicrosoftのVirtual PCなどはこちらのタイプに属する。狭義においてはこのタイプの製品はハイパーバイザに含めないことが多い。
Windows: | ワークグループ ワードパッド |
仮想化技術: | Hyper-V ハイパーバイザ VMware VMware ESX VMware ESXi |
ハイパーバイザ
(HYPERVISOR から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/19 09:01 UTC 版)
コンピュータ用語における、ハイパーバイザ (hypervisor) とは、コンピュータの仮想化技術のひとつである仮想機械(バーチャルマシン)を作成および実行するソフトウェアである[1]。仮想化モニタや仮想化オペレーティングシステムと呼ばれることもある。
- ^ “ハイパーバイザー (hypervisor) とは | Red Hat”. www.redhat.com. 2021年9月7日閲覧。
- ^ “KVM reignites Type 1 vs. Type 2 hypervisor debate”. 2013年2月10日閲覧。
- ^ “オープンソースの仮想ソフト「Xen」、Windows XPの起動に成功”. ZDNet Japan. 2016年7月20日閲覧。
- ^ 海上忍 (2008年6月27日). “米MS、仮想化技術「Windows Server 2008 Hyper-V」を正式リリース”. マイコミジャーナル. 2008年7月6日閲覧。
- 1 ハイパーバイザとは
- 2 ハイパーバイザの概要
- 3 名称
- 4 関連項目
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