Graft-versus-host disease

デジタル大辞泉

ジー‐ブイ‐エッチ‐ディー【GVHD】

読み方：じーぶいえっちでぃー

《graft-versus-host disease》輸血された血液中のリンパ球が患者のリンパ球など細胞組織を破壊するため、免疫がなくなって感染症を併発したり、臓器障害を引き起こしたりする病気。GVH病。移植片対宿主(しゅくしゅ)病。

血液用語辞典

GVHD（移植片対宿主病） ( graft-versus-host disease )

骨髄移植などでHLA(ヒト白血球抗原)の一致しない患者さんとドナー間で移植が行われた場合、しばしば起こる拒絶反応による病変のこと。からだが新しく移植された細胞や組織を外的とみなして攻撃し、重篤な（じゅうとく＝重い）障害を引き起こします。また、輸血によるGVHDもあり、予後のよくない悪性腫瘍の患者さん、感染症や臓器不全の悪化した患者さんなどへの輸血時には警戒が必要です。

PDQ®がん用語辞書

移植片対宿主病

【仮名】いしょくへんたいしゅくしゅびょう
【原文】graft-versus-host disease

gvhd。移植された幹細胞が患者の組織に対して起こす反応。「gvhd」とも呼ばれる。

Weblio日本語例文用例辞書

「graft-versus-host disease」の例文・使い方・用例・文例

• 名詞を分類する形容詞（例えば、『a nervous disease』または『a musical instrument』）