Godiva I
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/25 16:04 UTC 版)
「ゴディバ実験装置」の記事における「Godiva I」の解説
初代のゴディバ実験装置は、1951年にロスアラモス国立研究所で運転を開始した。 研究所のチームからはゴディバ夫人(Lady Godiva)とも呼ばれていた。この名前は、臨界集合体が“服”を着ていなかった、すなわち放射線を遮蔽するシールドを持っていなかったことに由来している。 1954年2月3日と1957年2月12日に発生した臨界事故によって装置は損傷した。二度目の事故で生じた損傷は激しかったために修復されず、製作が始まっていた二代目であるGodiva IIに置き換わることとなった。臨界集合体と制御室は充分離れていたために人的な被害はほぼなかった。二度目の故障までに1000回以上の臨界実験が行われている。
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