GitHub flow
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 01:06 UTC 版)
GitHub flowはブランチモデルの一種である。GitHub flowの方針は「masterブランチは常にデプロイ可能」である。コードの変更を行う際にはトピックを名称とするブランチをmasterからforkする。マージ時を含め他者からの意見募集・レビューを行う際にはpull request(merge request)を用いる。pull request時に自動化テスト(c.f. 継続的インテグレーション)をおこなうことでmergeの安全性を確保し、masterが常に正常 = デプロイ可能に保たれる。GitHub flowが有効な分野は継続的デリバリー・継続的デプロイメントが有効な分野、例えばWebサービスが挙げられる。 2011年の提唱時と比較して、GitHub社ではモデルの一部を変更している。オリジナルのGitHub flowでは更新がmasterへマージされ、そこからデプロイされる。GitHub社ではレビュー後(CI後)のtopic branchが最終テストとしてプロダクション環境へデプロイされる。そこで問題がないと確認されたのちにmasterへmergeされている。このモデル変更により、CIで判明しなかったバグが発生した場合にmasterのrevert commitではなくmasterの再デプロイで対応できる。
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