ジョルジョ・フォンターナとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジョルジョ・フォンターナの意味・解説 

ジョルジョ・フォンターナ

(Giorgio Fontana から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/06 00:48 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ジョルジョ・フォンターナ(Giorgio Fontana, 1981年4月22日 - )は、イタリアの作家。イタリア北部のロンバルディア州サロンノ生まれ。

人物・作品

2007年に青春小説『新年に向けての新しい決意』でデビューしたのち、現代の都会の秘密組織を題材にした小説『ノヴァーリス』(2008年)を発表。裁判と正義をめぐる二部作、『上級法のために』(2011年)と『幸せな男の死』(2014年)で広く注目され、『幸せな男の死』では《カンピエッロ賞》を受賞。2016年にはミラノを舞台とした恋愛小説『ひとつだけの天国』を発表している。 小説のほかにも、現代イタリア社会を論評した『闇の速度』(2011年)などがあり、『バベル56―移りゆく都会の八つの停留所』(2008年)はミラノの多民族・多文化社会を描くルポタージュとして《トンデッリ賞》最終候補となった。また、ケニアナイロビのスラム街で活動するNPO組織を題材としたグラフィックノベル『金属板』(ダニロ・デニノッティとルーチョ・ルヴィドッティとの共作)の原作や、『ソーレ・24・オーレ』紙をはじめとする新聞・雑誌で記事を執筆など、ジャーナリストとしての顔も持つ。イタリア語版漫画『ミッキーマウス』のストーリー構成を手掛けたり、ライティングスクール《スクオーラ・ホールデン》で教えたりもしている

短編「働く男」は、アンソロジー「どこか、安心できる場所で 新しいイタリアの文学」(国書刊行会, 2019年10月刊)[1] に所収されている。

脚注

[ヘルプ]



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジョルジョ・フォンターナ」の関連用語

ジョルジョ・フォンターナのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジョルジョ・フォンターナのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジョルジョ・フォンターナ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS