G7ut
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 14:51 UTC 版)
シュタインバルシュ(ドイツ語版)(Steinbarsch ロックバス)はヴァルター機関を採用した魚雷である。技術者であるヘルムート・ヴァルターは魚雷推進方式の研究も行っており、研究の結果から過酸化水素を用いたヴァルタータービンを発明した。その他Uボートにもヴァルター機関を使用した推進方式を搭載している。16種類を設計し、この内の3種類が実験用として開発されたが、実戦には投入されていない。実験結果、雷速45kt、射程8,000m(T VII)であった。 T VII - Steinbarsch 雷速45kt、射程8,000m。LuT機構が組み込まれたもの。 IT VII - Steinbutt(シュタインブット ターボット)T VIIの改良型。 T XIII - K-Butt 特殊潜航艇Schwertwal用に改良されたもの。 Schildbutt(シールドブット) - ヴァルター機関に海水噴射機構を備えたもので射程を大幅に伸ばすことに成功した。 Steinwal(シュタインアル) - クローズド・サイクル機関。酸素と排気ガスを混合させ機関へ供給する。40本が製作された。 G7ur - Hecht (ヘヒト カマス)ヴァルターロケット推進。研究のみ。
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