ベンガルぼだいじゅ (ベンガル菩提樹)
●インドから東南アジアに広く分布しています。成長が早く、他の樹木の上で発芽したあと、長い気根を下ろして他を被いつくします。高さは30メートル、樹冠の直径は100メートルにもなるそうです。葉は卵形で、「インドボダイジュ」のように先端が尾状になりません。葉腋に球形の果嚢をつけ、赤橙色に熟します。インドでは長寿と豊饒を願う神聖樹として崇められ、しばしば「インドボダイジュ」と対で植栽される習わしがあります。
●クワ科イチジク属の常緑高木で、学名は Ficus benghalensis。英名は Banyan tree, Indian banyan。
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ベンガルボダイジュ
(Ficus benghalensis から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 03:56 UTC 版)
ベンガルボダイジュ(ベンガル菩提樹、学名:Ficus benghalensis)は、クワ科イチジク属の常緑高木。別名、バンヤン(バニヤン)、バンヤンツリー(バニヤンツリー)、バンヤンジュ、バンヤンノキ、ただし広義のbanyanはベンガルボダイジュに限らず、ガジュマルなど他のイチジク属の樹木も含まれる名称であるため、近年では学名からベンガレンシスとも呼ばれる。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ficus bengalensis L.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年4月20日閲覧。
- ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 1059
- ^ a b c d 土橋豊 1992, p. 112.
- ^ a b 菩提心とは - マイペディア/コトバンク
- ^ ギネス世界記録「Largest canopy on a living tree」(2020年更新)
- 1 ベンガルボダイジュとは
- 2 ベンガルボダイジュの概要
- 3 特徴
- 4 参考文献
- 5 関連項目
- Ficus benghalensisのページへのリンク