FPS (電力事業者)とは? わかりやすく解説

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FPS (電力事業者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 07:22 UTC 版)

株式会社FPS
FPS Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
105-0021
東京都港区東新橋1丁目5番2号
汐留シティセンター
設立 2021年11月19日
(株式会社汐留エネルギー)
業種 電気・ガス業
法人番号 7010401164015
事業内容 特定規模電気事業者
代表者 代表取締役社長 洞洋平
資本金 1億円
主要株主 日本GLP(株) 100%
外部リンク https://fps-inc.jp/
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株式会社FPS(エフピーエス、FPS Inc.)は、日本特定規模電気事業者新電力)で、日本GLPの100%子会社。経営破綻したF-Powerの受け皿として設立された。

概要

特定規模電気事業者(新電力)を手掛けていたF-Powerが、2021年3月24日に東京地方裁判所会社更生法適用を申請し[1]、同年3月30日に会社更生手続開始決定を受けた[2]

F-Powerの会社更生スポンサーには複数の企業が名乗りを上げていたが[1][2]、F-Powerは日本GLPをスポンサーに選定し、2021年10月15日にスポンサー契約並びにF-Powerの電力小売事業を日本GLPへ譲渡する契約を締結した[3][4]

日本GLPはF-Powerの事業を譲受する新会社として、2021年11月19日に株式会社汐留エネルギーを設立。

汐留エネルギーは2022年2月9日に小売電気事業者登録が完了[5]。同年3月1日に株式会社FPSへ商号変更され、同年4月1日付でF-Powerから電力小売事業を譲受した。FPSはF-Powerの有利子負債などは継承しない[3]

同年9月30日付で欧州地域大国間の武力紛争による経済情勢の変化が原因による電力の取引価上昇をうけ低圧電気需給契約の終了の発表[6]をした。

沿革

  • 2021年11月19日 - 株式会社汐留エネルギーとして設立。
  • 2022年
    • 3月1日 - 商号を株式会社FPSへ変更。
    • 4月1日 - F-Powerから電力小売事業を譲受。
    • 9月30日 - 低圧電気需給契約の終了をコンシューマ向けに発表[6]
    • 12月20日 - この日以降の最初の検針日に低圧電気受給契約を終了。

関連項目

脚注

  1. ^ a b TSR速報 (株)F-Power」東京商工リサーチ 2021年3月24日
  2. ^ a b 倒産・動向速報記事 株式会社F-Power帝国データバンク 2021年3月31日
  3. ^ a b 株式会社F-Powerの事業譲受けに関する契約締結のお知らせ日本GLP 2021年10月15日
  4. ^ 日本GLP/F-Power の電力の売買業務等事業譲受けで契約締結Lnews 2021年10月15日
  5. ^ 株式会社FPS小売電気事業者登録完了等のお知らせF-Power、FPS 2022年3月24日
  6. ^ a b 低圧事業の撤退に伴うご契約終了のご案内”. 株式会社 FPS. 2022年10月22日閲覧。

外部リンク




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