ETCS設置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 06:43 UTC 版)
「スイス国鉄Re420形電気機関車」の記事における「ETCS設置」の解説
欧州の統一信号システムとして1990年代前半から開発が進められていたETCSの導入が進められており、まずETCS Level 1が11156-11192(除11172、11181)号機、Re421形に搭載されている。 その後2002年にZofingen-Sempach間で欧州でも最初のETCS Level 2の実用試験が実施されることに併せて11265-11298(除11282)号機に同システムが搭載され、その後2004年にマットシュテッテン-ロートリスト新線およびゾロトゥルン–ヴァンツヴィル改良線、2007年開業のレッチュベルクベーストンネルのETCS Level 2化に対応するため、11240、11320-11349(除11323)号機にも同システムが搭載されている。ETCS Level 1搭載機は速度計等が1画面の液晶表示のもの、Level 2搭載機は2画面表示となるなどの運転台の対応工事が実施され、乗務員室扉に白色で逆三角形のマークが入れられている。
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