EDIF以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 09:55 UTC 版)
EDIFは、EDAベンダーの過当競争から起こるさまざまな問題を解決する試みである。これらの会社は自社専用の複雑な電子設計データベースを設計し使っていた。顧客があるシステムから別のシステムにデータを転送する必要があった時、1つのフォーマットから他のフォーマット変換するプログラムを書くことが必要であった。フォーマットの数 N {\displaystyle N} が増加すると変換プログラムは N 2 {\displaystyle N^{2}} 種類必要になり大きな問題となった。 EDIFは、当初はわずか3人の議論から始まっている。彼らは他のあらゆるフォーマットから変換することができる共通の中立のフォーマットの構想もっていた。実際にこのフォーマットの研究が始まったのは1983年11月でありデージー・システムズ、メンター・グラフィックス、モトローラ、ナショナル・セミコンダクター、テクトロニクス、テキサス・インスツルメンツおよびカリフォルニア大学バークレー校の代表が集まりEDIF運営委員会を結成した。
※この「EDIF以前」の解説は、「EDIF」の解説の一部です。
「EDIF以前」を含む「EDIF」の記事については、「EDIF」の概要を参照ください。
- EDIF以前のページへのリンク