EAシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 08:05 UTC 版)
1986年、クレイ・リサーチは X-MP Extended Architecture シリーズを発表。EAシリーズのCPUはクロック周波数が117MHz(8.5ナノ秒)となり、マクロセルアレイ(英語版)およびゲートアレイICで構成されている。EAシリーズではアドレスレジスタ(AとB)を32ビットに拡幅し、理論上20億ワードまで扱えるようにしている。実際の最大構成は6400万ワードの MOS SRAM を64バンクで構成したものだった。互換性のため24ビットアドレッシングもサポートしており、Cray-1や従来のX-MP向けの既存ソフトウェアを実行可能である。EAシリーズのCPUのピーク性能は234MFLOPSで、4CPU構成のシステムのピーク性能は942MFLOPSとなった。
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