ディネオーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ディネオーの意味・解説 

ディネオー

(Dinéault から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/10/14 10:35 UTC 版)

Dinéault

行政
フランス
地域圏 (Région) ブルターニュ地域圏
(département) フィニステール県
(arrondissement) シャトーラン郡
小郡 (canton) シャトーラン小郡
INSEEコード 29044
郵便番号 29150
市長任期 ミシェル・カディウ
2001年 - 2014年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de Communes du Pays de Châteaulin et du Porzay
人口動態
人口 1757人
2010年
人口密度 38人/km²
住民の呼称 Dinéaultais, Dinéaultaise
地理
座標 北緯48度13分13秒 西経4度09分50秒 / 北緯48.220278度 西経4.163889度 / 48.220278; -4.163889座標: 北緯48度13分13秒 西経4度09分50秒 / 北緯48.220278度 西経4.163889度 / 48.220278; -4.163889
標高 平均:m
最低:0m
最高:326 m
面積 45.96km²

Dinéault
公式サイト [1]
テンプレートを表示

ディネオーDinéaultブルトン語:Dineol)は、フランスブルターニュ地域圏フィニステール県コミューン

地理

ディネオーはシャトーランの北西数kmのところにある。ディネオーは、迷路のようなオーヌ川沿いにあり、ブルターニュ有数の山であるメネゾム(標高330m)によって守られている。

ディネオーはアルモリカ地域圏自然公園の一部である[1]

歴史

ディネオーとは、ブルトン語で「丘の上の砦」を意味するdin、「太陽」を意味するheolからなる。

1999年、ディネオーにフィニステール県で初めて風力発電風力原動機がメネ・ブラ山に設置された。

人口統計

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年 2010年
1517 1364 1520 1661 1550 1391 1699 1757

参照元:1999年までEHESS[2]、2000年以降INSEE[3][4]

史跡

聖母子とマグダラのマリア、聖パテルン、そして献堂者ラウール・ド・ケルソーゾンのステンドグラス。現在はカンペールの県立美術館所蔵
ブリギット、またはメネゾムの女神
  • サント・マリー・マドレーヌ教区教会 - 17世紀。19世紀再建。サンテクシュペール礼拝堂は1890年代に再建されているが、初期の鐘楼とファサードを今も保存している。ステンドグラスの『聖母子とマグダラのマリア、聖パテルン、そして献堂者ラウール・ド・ケルソーゾン』は、1535年以来のものである[5]
  • メネゾムのブリギット - 1913年、ディネオーの農民が畑で発見したガロ=ローマ時代の彫像の頭部。彫像のヘルメットはケルト風で、彫像のモデルはギリシャ風、兜飾りはこれから飛び立とうとする鳥のようである(野生のガンであろう)[6]第一次世界大戦後、頭部が発見された場所からは像の胴体が見つからなかったので農民は他の場所を探し始めた。彼は長い着衣を身につけベルトを締め、素足にサンダルをはいた、およそ70cmの高さの女性の彫像を土中から発見した。彫像の胴体本体は不運にも傷んでおり、第二次世界大戦時には非金属の回収を免れるために再び土中に埋められた。そのために像の胴体本体は良い状態で保存できなかった。1972年、像はレンヌのブルターニュ博物館が購入し、現在もそこで展示されている。像は1世紀半ばに作られたもので、考古学者からは『メネゾムのブリギット』(Brigitte du Ménez-Hom)、『メネゾムの女神』(déesse du Ménez-Hom)と呼ばれている[7]。像の複製がコミューン庁舎のロビーに飾られている。

出身者

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ディネオー」の関連用語

ディネオーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ディネオーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのディネオー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS