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ダン・ウィーラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/08/29 17:52 UTC 版)

ダン・ウィーラー
*Dan Wheeler*
基本情報
ボストン・レッドソックスでの現役時代 (2011年4月26日)
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ロードアイランド州ウォリック
生年月日	(1977-12-10) 1977年 12月10日（44歳）
身長体重	6' 3" ＝約190.5 cm 220 lb ＝約99.8 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	1996年ドラフト34巡目（全体1024位）でタンパベイ・デビルレイズから指名
初出場	1999年9月1日ボルチモア・オリオールズ戦
年俸	$3,000,000（2011年）^[1]
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
ピルグリム高等学校セントラル・アリゾナ大学（英語版）タンパベイ・デビルレイズ (1999 - 2001) ニューヨーク・メッツ (2003 - 2004) ヒューストン・アストロズ (2004 - 2007) タンパベイ・デビルレイズタンパベイ・レイズ (2007 - 2010) ボストン・レッドソックス (2011) クリーブランド・インディアンス (2012)
国際大会
代表チーム	アメリカ合衆国
WBC	2006年
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獲得メダル
男子野球
アメリカ合衆国
パンアメリカン競技大会
銀	1999	野球

ダン・ウィーラー（Dan Wheeler, 1977年 12月10日 - ）は、アメリカ合衆国ロードアイランド州ウォリック出身の元プロ野球選手。フルネームはダニエル・マイケル・ウィーラー（Daniel Michael Wheeler）。投手、右投右打。

経歴

プロ入りとレイズ時代

1996年のドラフト34巡目（全体1024位）で、2年後に誕生する新球団タンパベイ・デビルレイズから指名を受け入団。

1999年7月から8月に開催されたウィニペグパンアメリカン競技大会の野球アメリカ合衆国代表に選出された^[2]。9月1日にメジャーデビューを果たす。

メッツ時代

2003年にニューヨーク・メッツへ移籍した。

アストロズ時代

2004年にマイナー選手とのトレードでヒューストン・アストロズへ移籍した。

2005年にリリーフとして71試合に登板。17ホールド・防御率2.21を記録する活躍でブルペン陣を支え、抑えのブラッド・リッジが不調のときには代役も務めた。

2006年開幕前の3月に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアメリカ合衆国代表に選出された。

2007年は45試合で1勝4敗・防御率5.07と不調に陥った。

古巣レイズ復帰

タンパベイ・レイズ時代
（2008年9月22日）

2007年7月28日にタイ・ウィギントンとのトレードで古巣デビルレイズに放出された。デビルレイズにとって弱点だったブルペン陣の強化に成功し、ジョー・マドン監督に「8月にダニーが戻ってきたときから、すべては始まった」と高く評価された^[3]。この補強は、移籍直後のウィーラーの成績が25試合で0勝5敗・防御率5.76とさらに悪化し、チームも地区最下位に沈んだためこの年は機能しなかったものの、翌年に実を結ぶ。

デビルレイズが球団名をレイズに変更した2008年、ウィーラーは70試合66 1/3イニングに登板。2005年以来となるWHIP1.00未満を記録し26ホールドを挙げただけでなく、チームの抑え投手トロイ・パーシバルが故障で戦線を離脱した際には代役も務め、自己最多の13セーブ。ポストシーズンでは7試合で防御率6.23と不調に陥ったものの、レイズ球団創設11年目で初のリーグ優勝を支えた。

レッドソックス時代

2010年12月17日にボストン・レッドソックスと契約した。^[4]

インディアンス時代

2012年は、クリーブランド・インディアンスでプレーした。

ロイヤルズ傘下時代

2012年12月11日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ^[5]。

2013年は、メジャーに昇格する事なくシーズン中に退団した。

2014年1月に現役引退を表明した^[6]。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
1999	TB	6	6	0	4	0	0	.000	136	30.2	35	7	13	1	0	32	1	0	20	20	5.87	1.57
2000		11	2	1	1	0	1	.500	111	23.0	29	2	11	2	2	17	2	0	14	14	5.48	1.74
2001		13	0	1	0	0	0	1.000	87	17.2	30	3	5	0	0	12	1	1	17	17	8.66	1.98
2003	NYM	35	0	1	3	2	0	.250	215	51.0	49	6	17	4	1	35	1	0	23	21	3.71	1.29
2004	NYM	32	1	3	1	0	3	.750	232	50.2	65	9	17	2	0	46	4	1	29	27	4.80	1.62
2004	HOU	14	0	0	0	0	2	----	55	14.1	11	1	3	0	1	9	0	0	4	4	2.51	0.98
'04計		46	1	3	1	0	5	.750	287	65.0	76	10	20	2	1	55	4	1	33	31	4.29	1.48
2005		71	0	2	3	3	17	.400	288	73.1	53	7	19	3	3	69	0	0	18	18	2.21	0.98
2006		75	0	3	5	9	24	.375	295	71.1	58	5	24	8	2	68	0	0	22	20	2.52	1.15
2007		45	0	1	4	11	6	.200	205	49.2	46	8	13	1	2	56	1	0	28	28	5.07	1.19
2007	TB	25	0	0	5	0	12	.000	116	25.0	28	3	10	2	1	26	1	0	20	16	5.76	1.52
'07計		70	0	1	9	11	18	.100	321	74.2	74	11	23	3	3	82	2	0	48	44	5.30	1.30
2008		70	0	5	6	13	26	.455	264	66.1	44	10	22	4	0	53	1	0	25	23	3.12	1.00
2009		69	0	4	5	2	16	.444	219	57.2	41	11	9	2	0	45	3	0	22	21	3.28	0.87
2010		64	0	2	4	3	9	.333	195	48.1	36	7	16	2	1	46	3	0	20	18	3.35	1.08
2011	BOS	47	0	2	2	0	4	.500	201	49.1	47	7	8	1	0	39	0	0	24	24	4.38	1.12
2012	CLE	12	0	0	0	0	1	----	61	12.1	17	3	7	0	0	2	2	0	12	12	8.76	1.95
MLB：13年		589	9	25	43	43	121	.368	2680	640.2	589	89	194	32	13	555	20	2	298	283	3.98	1.22

年度別守備成績

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
1999	TB	6	1	2	0	0	1.000
2000		11	1	4	0	1	1.000
2001		13	3	3	0	1	1.000
2003	NYM	35	1	4	0	0	1.000
2004	NYM	32	4	6	2	0	.833
2004	HOU	14	0	0	0	0	----
'04計		46	4	6	2	0	.833
2005		71	3	11	0	0	1.000
2006		75	5	4	0	0	1.000
2007		45	8	2	0	0	1.000
2007	TB	25	2	3	0	0	1.000
'07計		70	10	5	0	0	1.000
2008		70	4	2	1	1	.857
2009		69	0	8	0	1	1.000
2010		64	1	8	0	1	1.000
2011	BOS	47	2	1	0	0	1.000
2012	CLE	12	1	0	0	0	1.000
MLB		589	36	58	3	5	.969

背番号

34 (1999年 - 2001年)
39 (2003年 - 2004年途中)
35 (2004年途中 - 2011年)
44 (2012年)

代表歴

1999年パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表
2006 ワールド・ベースボール・クラシック・アメリカ合衆国代表

脚注

^ “Dan Wheeler Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2011年12月23日閲覧。
^ 1999 Pan American Team Roster USABaseball.com: The Official Site of USA Baseball （英語） (2011年5月18日) 2017年7月3日閲覧
^ 津川晋一「［NUMBER EYES］岩村明憲が感じ取ったレイズ変貌の必然。」『NumberWeb』、2008年。2009年3月28日閲覧。
^ http://www.boston.com/sports/baseball/redsox/articles/2010/12/19/wheeler_the_latest_reliever_to_sign_on_with_red_sox/　Wheeler the latest reliever to sign on with the Red Sox
^ http://kansascity.royals.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20121211&content_id=40606596&vkey=news_kc&c_id=kc　Sherrill, Wheeler ink Minor League deals with Royals
^ Reliever Dan Wheeler is retiring from baseball

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ダン・ウィーラーに関連するカテゴリがあります。

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Dan Wheeler stats MiLB.com （英語）

野球アメリカ合衆国代表

表話編歴野球アメリカ合衆国代表 - 1999年パンアメリカン競技大会野球競技 2 準優勝
監督	25 バディ・ベル
コーチ	11 マーセル・ラッチマン (投手コーチ) 9 レジー・スミス (アシスタントコーチ) 4 ジャッキー・ムーア (アシスタントコーチ) 13 ジョー・カーボン (補助コーチ) 6 ディック・クーク (補助コーチ)
投手	18 ライアン・アンダーソン 27 デビッド・ホールドリッジ 16 マーク・マルダー 8 ジョン・パターソン 26 ブラッド・ペニー 28 J.C.ロメロ 19 ボビー・シーエイ 29 スコット・スチュワート 20 デレク・ウォレス 30 ダン・ウィーラー 21 トッド・ウィリアムズ
捕手	14 チャーリー・グリーン 15 マーカス・ジェンセン 24 マット・リークロイ
内野手	5 トラビス・ドーキンス 23 ショーン・ギルバート 3 ジェイソン・ハートキー 7 アダム・ケネディ 17 クレイグ・パケット 10 ジョン・ズーバー
外野手	12 ピーター・バージェロン 1 ミルトン・ブラッドリー 22 マイク・ニール 2 デーブ・ロバーツ

表話編歴野球アメリカ合衆国代表 - 2006 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	31 バック・マルティネス
コーチ	レジー・スミス（打撃）マーセル・ラッチマン（投手）ケン・グリフィー・シニア（一塁）ジョン・マクラーレン（三塁）
投手	19 アル・ライター 20 ヒューストン・ストリート 22 ロジャー・クレメンス 32 チャド・コルデロ 35 ドントレル・ウィリス 36 ジョー・ネイサン 38 ゲイリー・マジュースキー 39 ダン・ウィーラー 40 ブライアン・フエンテス 45 ジェイク・ピービー 50 マイク・ティムリン 54 ブラッド・リッジ 59 トッド・ジョーンズ 61 スコット・シールズ
捕手	8 マイケル・バレット 24 ブライアン・シュナイダー 33 ジェイソン・バリテック
内野手	1 マイケル・ヤング 2 デレク・ジーター 10 チッパー・ジョーンズ 13 アレックス・ロドリゲス 23 マーク・テシェイラ 25 デレク・リー 26 チェイス・アトリー
外野手	3 ケン・グリフィー・ジュニア 5 マット・ホリデイ 6 バーノン・ウェルズ 7 ジェフ・フランコーア 18 ジョニー・デイモン 21 ランディ・ウィン

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

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「Dan Wheeler」の例文・使い方・用例・文例

Danteコーヒーマシーンの注文が受領されているか確認したいんです。
ええ、Dante200 です。
私たちがいま持っている Dante Plusが壊れかけているので。
松山市にある愛媛大学のダンス部｢Dance AZ｣はダンスの全国大会で入賞の常連だ。
Dance AZは20年前に始められた。
その時，牛山教授はすぐに，輸入された数種のダンスを自分のスタイルで融合させ，その後ずっとDance AZの活動を推進してきた。

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