コンフィットとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > コンフィットの意味・解説 

コンフィット

(Comfit から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 02:06 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
コンフィット
リコリス菓子のコンフィット
種類 菓子
主な材料 ドライフルーツナッツ、シードまたはスパイス砂糖
テンプレートを表示

コンフィット英語: Comfit)は、砂糖がけの衣でドライフルーツナッツ、種子やスパイスを包んだ菓子であり、パンニングにより砂糖がけしてあることが多い。形は別として日本の金平糖に近い。モスリンの袋や装飾を凝らした容器に入ったアーモンドコンフィット(「シュガーアーモンド」または「ジョーダンアーモンド」とも呼ばれる)は、ヨーロッパ中東の多くの国では幼児洗礼結婚式といった慶事の際に贈るのが伝統になっており、オーストラリアプエルトリコなど他の国や地域にも伝播している。リコリス菓子のコンフィットにはさまざまな色が付けられるが、アーモンドのコンフィットは結婚式で出されるものはたいてい白で、その他の慶事の際には明るい色が付けられることもまる。

中世後期のレシピ[1]ではアニスの種を使うとしており、フェンネルキャラウェイコリアンダーやさいの目切りの生姜を使ってもよいとされている。アニスを使うものは、今でいうアニシード・ボールの元となっていると考えられる。

関連項目

参考文献

  1. ^ British Library, Harleian collection, BL MS Harley. 2378. Composite Miscellany of Medical, Culinary and Alchemical Texts and Recipes. late 14th-15th cent..



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  コンフィットのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コンフィット」の関連用語

コンフィットのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コンフィットのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコンフィット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS