クラレンス・ペンとは? わかりやすく解説

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クラレンス・ペン

(Clarence Penn から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/15 17:54 UTC 版)

クラレンス・ペン
出生名 Clarence Lacquese Penn
生誕 (1968-03-02) 1968年3月2日(54歳)
アメリカ合衆国
ミシガン州デトロイト
ジャンル ジャズ
職業 ミュージシャン作曲家
担当楽器 ドラムス
活動期間 1980年代 -
公式サイト clarencepenn.com

クラレンス・ペン(Clarence Penn) として知られる、クラレンス・ラッキーズ・ペン(Clarence Lacquese Penn、1968年3月2日 - )は、アメリカ合衆国ジャズドラマー作曲家

生い立ち

ペンは、1968年3月2日デトロイトで生まれた[1]。8歳頃からドラムスの演奏を始めた[1]1986年、まだ高等学校に在籍しながら、インターロッケン芸術アカデミー英語版に学んだ[1]1986年にはフロリダ州マイアミ大学に入学したが、程なくしてバージニア・コモンウェルス大学に転じた[1]

経歴

バージニア・コモンウェルス大学では、エリス・マルサリス英語版の下で学び、ピアニストであるマルサリスのトリオで1987年から1991年まで演奏し、その間、1990年には日本へのツアーもおこなった[1]1991年、ペンは、クラシック音楽打楽器奏者の課程を修了して大学を卒業した[1]。また、ペンは、1990年頃から1993年にかけて、ボーカリストの ベティ・カーター英語版のトリオに加わっていた[1]

その後、ペンは、デヴィッド・サンチェス英語版ジミー・スミススライド・ハンプトングレッグ・ハッツァ英語版スタンリー・クラークティム・ワーフィールド英語版ボブ・バーグダイアナ・クラールサイラス・チェスナットスティーヴン・スコット英語版らと共演経験を重ねた[1]1997年には、リーダーとしてのデビュー・アルバム『Penn's Landing』を、クリス・クロス・ジャズ英語版からリリースした[2][3]。アルバム収録曲の一部は、ペンが作曲した作品であった[3]。2作目のリーダー・アルバム『Play-Penn』は、4年後の2001年にクラレンス・ペン・クインテット (Clarence Penn Quintet) 名義でリリースされた[3][4]

1990年代半ばから、小曽根真のトリオ(小曽根真トリオ、ザ・トリオとも)に参加し、多数のアルバムを制作している。

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • Penn's Landing (1997年、Criss Cross Jazz)
  • Play-Penn (2001年、Criss Cross Jazz)
  • 『サオマエ』 - Saomaye (2002年、Universal)
  • Kind of Trio (2011年、Forced Exposure)
  • Dali in Cobble Hill (2012年、Criss Cross Jazz)
  • Monk: The Lost Files (2014年、Origin)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h Kennedy, Gary W. "Clarence Penn". The New Grove Dictionary of Jazz (2nd edition). Grove Music Online. Oxford Music Online. Oxford University Press. Retrieved September 8, 2017.
  2. ^ Criss Cross Jazz 1134 CD - Clarence Penn Quartet - Penn's Landing”. Criss Cross Jazz. 2019年9月10日閲覧。
  3. ^ a b c Cook, Richard; Morton, Brian (2008). The Penguin Guide to Jazz Recordings (9th ed.). Penguin. p. 1140. ISBN 978-0-14-103401-0 
  4. ^ Clarence Penn Quintet – Play-Penn - Discogs

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