CQとSOE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 01:15 UTC 版)
テレフンケン社のあるドイツ帝国では、無線法(Regelung der Funkentelegraphie im Deutschen Reich:1905年3月30日公布)を定めて1905年4月1日より施行した。それまでドイツ船は「全局呼び出し」符号に「・・・---・」(SOE)を使っていたため、これを無線法の第4条Aに盛り込み規定したのである。こうして「全局呼び出し」符号はマルコーニ社の CQ と、テレフンケン社の SOE というように、無線会社により異なる時代がしばらく続いたが、マルコーニ社が「他社とは交信しない」という方針を採っていたため、船舶無線界としては符号不統一による不都合は特に無かった。
※この「CQとSOE」の解説は、「CQ」の解説の一部です。
「CQとSOE」を含む「CQ」の記事については、「CQ」の概要を参照ください。
- CQとSOEのページへのリンク