CIS諸国の交通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 14:57 UTC 版)
これらの鉄道は1520mm広軌であるために今でも頻繁に国際列車が運行され、ソ連時代からのエレクトリーチカや客車が各国で使用され、各国で様々な内装や塗装に変更され、個性が出来ている。CISは広大であるが電化率は高く、中央アジアでも電気機関車やエレクトリーチカが走っている。しかしEUに加盟したバルト三国やNATOに加盟をしようとしているウクライナではヨーロッパの標準軌ではないためにボトルネックとなり、フリーゲージトレインが使用されている区間がある。 現在ロシアではモスクワとサンクトペテルブルクを結ぶドイツのICEをモチーフにした高速列車・サプサン号が、ウズベキスタンではタシュケントとサマルカンドを結ぶスペインのタルゴを元にした高速列車のアフラシャブ号が、カザフスタンでは同じくスペイン製のタルゴが高速列車として走っている。
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