カルセドニー【chalcedony】
読み方:かるせどにー
⇒玉髄
そろばん玉石(Chalcedony)

山形県西置賜郡小国町玉川
SiO2 画像の幅約6cm
珠算に使うソロバンの玉のような形をしていることから「そろばん玉石」と呼ばれる玉髄です。
流紋岩の中に入っていた玉髄が風化によって分離した面白い形の標本です。
(玉髄:石英の微細な結晶が塊状に集まったもの)
カルセドニー(Chalcedony)

Gisemetits de Sidi-Rahal,Haut Atlas,Morocco
SiO2 画像の幅約3cm
鍾乳石のように伸びた美しいカルセドニー(玉髄)の標本です。
石英の顕微鏡的な結晶が集合して塊状になったものをカルセドニー
と呼びます。
カルセドニー(Chalcedony)

Vani,Nasik,Maharashtra,India
SiO2 画像の幅約3.5cm
微細な石英の針状結晶が集合したカルセドニー(玉髄)の標本です。
本来のカルセドニーは「針の伸長方向がC軸方向でないのも」ですが、
この標本は結晶がC軸方向に伸びています。
このような標本をQuartzinとも呼びますが、あまり使われない名称なの
でカルセドニーのラベルとなっています。
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