CFastカード
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「コンパクトフラッシュ」の記事における「CFastカード」の解説
CFastとは、CompactFlash Associationが策定した規格である。 2014年9月の時点で仕様としてはCFast2.0となっている。 外観:従来のCFカードと同様の36.4 mm×42.8 mm×3.3 mm インターフェース:SATA3(シリアルATA)6Gbps(転送レート6.0 Gb/s (600 MB/s) 本体形状は同様でも従来のCFカードとの互換性はない。これはコネクター形状が変更されたためである。コネクタ内で曲がる可能性のあるピンを排除し、従来からの問題だった破損を防いでいる 物理的に従来のCFカードと互換性がなくなったが、転送速度表記は従来と同様に倍速表記が使用されている。従来のCFカードでは1113倍速(x1113等の表記)が最大だったのに対し、Cfast2.0カードにおいては3333倍速(x3333等の表記で500 MB/s時)と大幅に向上している。 CFastカードを採用した例として、キヤノン製の一部カメラ(ハイエンドビデオカメラやEOS-1D X Mark II等)がある。
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