BoBAの由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 17:20 UTC 版)
BoBAという名前は愛称や別名と受け取られているが、自身としては田中要次と書いて"ボバ(BoBA)"と読むとしている。 名前の由来は自身のデビュー作品『佐木伸誘/SEEK AND FIND』での役名が ボバ だった事に起因している。翌年にその作品のスタッフを頼って業界入りした田中は撮影スタッフとしても活動していた時期があり、どちらかと云えばスタッフ業を繰り返す中でBoBAという名前が愛称として定着した。 元々この名前は1989年に行われたRCサクセション「HARD TIMES LIVE 1989」名古屋公演の会場で田中と仲間との間でふざけで生まれた架空の人物名だった。「ボバって誰?」とステージ上の忌野清志郎か仲井戸麗市に言わせたいが為に演奏が終わる度に皆でその名前を叫び続けたのが始まりである。 その後に田中が役名として授かった事で襲名する形となり、自身としては忌野清志郎にこの名前で呼ばれた時をゴールと決めていた。 1999年、石井克人監督の映画『鮫肌男と桃尻女』のオープニングで初めてBOBAとクレジットされたが、エンドクレジットでは田中要次だったので、これを期に"ボバ"が読みであれば筋が通る事を理由付け、英語表記では BoBA とする事にした。 2003年公開のクエンティン・タランティーノ監督『KILL BILL Vol.2』のエンドクレジットで田中の名前はBOBAと表記されている。 BoBAの表記の上で"o"を小文字にしているのは、ニューヨーク近代美術館の略称“MoMA”にあやかっている。
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