BG精米製法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 01:50 UTC 版)
糠で糠を取る方法。1991年に東洋精米機製作所が発表し、当初は業務用として販売した。白米表面にある「肌ヌカ」と呼ばれる付着糠の粘着性を利用し、通常精米後ステンレス円筒内で精米を高速撹拌し、付着した糠がさらにほかの糠を付着させる方法で取り除く。BGとはBran(糠)Grind(削る)の頭文字である。従来の精白加工と違い、おいしい部分を残し糠だけを取り去る。製造工程上、無駄がない。廃棄物も利用するというゼロ・エミッションの考えのもと、取り去った糠も「米の精」という商品名で肥料・飼料などに用いられる。
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