AlterLinuxとは? わかりやすく解説

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AlterLinux

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/08 12:29 UTC 版)

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AlterLinux
AlterLinux
開発者 FascodeNetwork
OSの系統 Unix系,Linux,Arch Linux
開発状況 開発中
ソースモデル フリーソフトウェア,オープンソースソフトウェア
初版 2020年4月2日(36日前) (2020-04-02
最新開発版 Xfce Beta2(Arch Linuxベース) / 2020年4月26日(12日前) (2020-04-26
アップデート方式 pacman
パッケージ管理 pacman
カーネル種別 モノリシックカーネル (Linux)
既定のUI Xfce KDE Plasma 5 LXDE
ウェブサイト fascode.net/projects/linux/alter/
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AlterLinuxは、Arch Linuxをベースに日本の学生デベロッパー数十人で開発されているLinuxディストリビューション[1]。Linuxディストリビューションとしては数少ない完全な日本語化が行われている[2]


概要

日本初のArch系のディストリビューションとして開発が始められた[1][3]

2020年現在、Xfce版、KDE Plasma版、そしてLXDE版が開発されている[3][4][5]

ローリングリリースが採用されており、Live起動から日本語入力に対応していたりとArch系では弱いとされる日本語環境が整っているとされる[1][2]

また、Arch Linuxをベースとしている為、yayによるAURの豊富なパッケージが利用可能である[注釈 1]

2020年4月19日にneofetchにロゴが追加され、日本で初めてneofetchにロゴが追加されたLinuxディストリビューションの1つとなった[6][7]

リリース

主なリリースを以下に列挙する。[8]

主なバージョン リリース日 主な変更点 
Xfce Beta1 2020年4月1日 Arch Linuxをベースにした初回リリース版 DEはXfce[4]
Xfce Beta2 2020年4月26日 一部ソフトウェアで日本語入力できない問題を修正、GRUBテーマを追加、aptXのサポートを追加など[5]
LXDE Beta1 2020年4月26日 DEがLXDEに変更された

AlterISO

AlterISOとは、FascodeNetworkが独自で開発したAlterLinuxまたはArch Linuxをビルドするためのシェルスクリプトである[9]。チャンネルによって、イメージファイルに含めるファイル(airootfs)やインストールするパッケージ、設定ファイルなどを簡単に切り替えることができ、チャンネルを追加することでAlterLinux派生OSが簡単に作れる仕組みとされる[10]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ AURはArch Linuxの機能。

出典

関連項目

外部リンク




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