ADSL
Asymmetric Digital Subscriber Line
既存の電話回線(メタリックケーブル)を利用し、高速データ伝送を可能にしたデジタル伝送方式の1つで、「下り回線の帯域が広く、上り回線の帯域が狭い」非対称デジタル加入者線。1987年に米国ベル研究所のジョゼフ・レックライダー氏によって考案された。その後、1993年3月、当時、アマティ・コミュニケーションズ(Amati Communications)社から提案された「DMT」(Digital Multi-Tone)という伝送方式が、ANSI(アメリカ規格協会)によって採用され、ADSLとADSLから派生したHDSLやVDSLなど、いろいろなDSLの伝送方式(国際標準)の基礎となっている。
日本で試験サービスが始まったのは1999年12月で、本サービスは2000年12月だった。当初の伝送速度は1.5Mbpsでしたが、2001年の新規参入の事業者が増えてからは、6M、12M、24M、48M、54Mbpsと高速化が進んでいる。
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