8ミリビデオと、そのカムコーダの登場(1984年 - 1985年)
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「カムコーダ」の記事における「8ミリビデオと、そのカムコーダの登場(1984年 - 1985年)」の解説
1984年(昭和59年)、家電業界の統一規格として作られた8ミリビデオが登場した。これは、VHSやベータマックスとは全く異なる、劇的に小さなカセットテープを使用し、かつ録画時間も家庭用として十分な90分(当初)を確保したものであった。 1985年(昭和60年)1月8日、SONYより8ミリビデオ規格を採用したカムコーダが発売された(CCD-V8)。これもまた肩乗せ式のものではあったが、重量は2キログラムを切った。VHS-Cおよび8ミリビデオの登場により、ようやくカムコーダは一般の家庭にもはいりこめる小型化を達成したといえる。 更に同年9月、SONYより8ミリビデオ規格を採用したカムコーダ・ハンディカムの1号機が発売された(CCD-M8)。これは再生機能や電子ビューファインダーを省略するなど大胆に機構を簡略化することで小型化し片手持ちを実現したもので、販売的には失敗に終わっているが、カムコーダの新しい姿を提案するものとなった。
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