64ビット世代の拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/07 04:55 UTC 版)
「物理アドレス拡張」の記事における「64ビット世代の拡張」の解説
AMD社のAMD64アーキテクチャおよび、インテルの互換性のあるIntel 64アーキテクチャでは、PAEのページテーブルエントリの構造を保ったまま、512エントリを持った4段のページテーブル構造にすることによって仮想アドレス空間を48ビット、そして物理アドレス空間を52ビットまで拡張した。また、ユーザー命令セットでは64ビットでアドレッシング可能となっており、2008年4月の時点では、一般的となっている。 これらの拡張を実装したプロセッサをIA-32のPAE互換として使用する場合、物理アドレス空間の範囲は64ビットモードで使った場合と同等となる。このx64のページテーブルエントリでNXビットもサポートされるため、4GBの物理空間しかサポートしないWindows XP SP3等のOSでもデータ実行防止のため有効にされることがある。
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