6. 置換公理とは? わかりやすく解説

6. 置換公理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:26 UTC 版)

ツェルメロ=フレンケル集合論」の記事における「6. 置換公理」の解説

詳細は「置換公理」を参照 置換公理は、定義可能な関数において集合の像も集合内にあると主張する厳密には、ZFC言語で ϕ {\displaystyle \phi } を 自由変数 x , y , A , w 1 , … , w n {\displaystyle x,y,A,w_{1},\dotsc ,w_{n}} が含まれる任意の式とすると、次のように表される( B {\displaystyle B} は自由変数ではない) : ∀ A ∀ w 1 ∀ w 2 … ∀ w n [ ∀ x ( x ∈ A ⇒ ∃ ! y ϕ ) ⇒ ∃ B   ∀ x ( x ∈ A ⇒ ∃ y ( y ∈ B ∧ ϕ ) ) ] . {\displaystyle \forall A\forall w_{1}\forall w_{2}\ldots \forall w_{n}{\bigl [}\forall x(x\in A\Rightarrow \exists !y\,\phi )\Rightarrow \exists B\ \forall x{\bigl (}x\in A\Rightarrow \exists y(y\in B\land \phi ){\bigr )}{\bigr ]}.} ∃ ! {\displaystyle \exists !} の意味は、一意存在量化子参照せよ言い換えれば、関係 ϕ {\displaystyle \phi } が定義可能な関数 f {\displaystyle f} を表し、 A {\displaystyle A} が f {\displaystyle f} の定義域表しf ( x ) {\displaystyle f(x)} が任意の x ∈ A {\displaystyle x\in A} に対して集合であるとすると、 f {\displaystyle f} の値域はある集合 B {\displaystyle B} の部分集合となる。 B {\displaystyle B} が十分に大き場合、この公理コレクション公理呼ばれることもある。

※この「6. 置換公理」の解説は、「ツェルメロ=フレンケル集合論」の解説の一部です。
「6. 置換公理」を含む「ツェルメロ=フレンケル集合論」の記事については、「ツェルメロ=フレンケル集合論」の概要を参照ください。

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