6. ノマルスキープリズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/15 13:38 UTC 版)
「微分干渉顕微鏡」の記事における「6. ノマルスキープリズム」の解説
二つ目のノマルスキープリズムにより、一つ目のプリズムで分割された偏光が再び単一振動面に統合される(ただし分割前の偏光の振動面とは90°異なる面になる)。言い換えれば、このプリズムは偏光による2つの明視野像を重ね合わせる役割を持つ。しかしながら、合成される2偏光はわずかに異なる光路を通過している為、それらが結ぶ2つの像は完全には重ならない。同一の振動面へと統合された像は干渉を起こし、位相差に基づく明暗のコントラストを持った微分干渉像を生じる。
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