2022 AFF三菱電機カップとは? わかりやすく解説

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2022 AFF三菱電機カップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 17:06 UTC 版)

2022 AFF三菱電機カップ
大会概要
日程 2022年12月20日 - 2023年1月16日
チーム数 10 (1サブ連盟)
開催地数 10 (9都市)
大会結果
優勝 タイ (7回目)
準優勝 ベトナム
大会統計
試合数 26試合
ゴール数 90点
(1試合平均 3.46点)
総入場者数 479,571人
(1試合平均 18,445人)
得点王 ティーラシン・デーンダー
グエン・ティエン・リン英語版(6点)
最優秀選手 ティーラトン・ブンマタン
最優秀若手選手 マルセリーノ・フェルディナン英語版
フェアプレー賞 マレーシア
 < 20202024 > 

2022 AFF三菱電機カップ英語: 2022 AFF Mitsubishi Electric Cup)は、第14回目の東南アジアサッカー選手権である。今大会より三菱電機がタイトルスポンサーを引き継ぎAFF三菱電機カップ(英: AFF Mitsubishi Electric Cup)と名称が変更された。

大会方式

10チームを2組に分け、各チームともホームゲーム・アウェーゲーム方式で行われる。

会場

ジャカルタ クアラルンプール カラン
ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム[1][2] ブキット・ジャリル国立競技場 KLFAスタジアム[note 1] ジャラン・ベサール・スタジアム
収容人数: 77,193 収容人数: 87,411 収容人数: 18,000 収容人数: 6,000
パトゥムターニー プノンペン
タンマサート・スタジアム モロドク・テコ国立競技場
収容人数: 25,000 収容人数: 60,000
ヤンゴン ヴィエンチャン マニラ ハノイ
トゥウンナ・スタジアム ニュー・ラオス・ナショナルスタジアム リサール・メモリアル・スタジアム ミーディン国立競技場
収容人数: 32,000 収容人数: 25,000 収容人数: 12,000 収容人数: 40,192

予選

9ヶ国が過去の戦績から予選を経る事なく本戦参加が決まっており、残り1枠をブルネイ代表東ティモール代表が争う。

ブルネイ  6 - 2  東ティモール
Report
Track & Field Sports Complex英語版, バンダルスリブガワン
観客数: 600人
主審: Warintorn Sassadee
ブルネイ
東ティモール

東ティモール  1 - 0  ブルネイ
  • モウジーニョ英語版  45+2分
Report
Track & Field Sports Complex英語版, バンダルスリブガワン
観客数: 1,207人
主審: ラズラン・ジョフリ・アリ英語版
東ティモール
ブルネイ

2試合合計6-3でブルネイがグループステージ進出

出場国

出場回数 過去の最高成績
 ブルネイ 2回目 グループステージ敗退 (1996)
 カンボジア 9回目 グループステージ敗退 (1996, 2000, 2002, 2004, 2008, 2016, 2018, 2020)
 インドネシア 14回目 準優勝 (2000, 2002, 2004, 2010, 2016, 2020)
 ラオス 13回目 グループステージ敗退 (1996, 1998, 2000, 2002, 2004, 2007, 2008, 2010, 2012, 2014, 2016, 2018, 2020)
 マレーシア 14回目 優勝 (2010)
 ミャンマー 14回目 準決勝進出 (2004, 2016)
 フィリピン 13回目 準決勝進出 (2010, 2012, 2014, 2018)
 シンガポール 14回目 優勝 (1998, 2004, 2007, 2012)
 タイ 14回目 優勝 (1996, 2000, 2002, 2014, 2016, 2020)
 ベトナム 14回目 優勝 (2008, 2018)

抽選

組み合わせ抽選は、2022年8月30日にタイバンコクにて行われた[4]。ポット分けには過去2大会の成績が採用された。

なお抽選時には予定通過国は決まっていなかった。

ポット1 ポット2 ポット3 ポット4 ポット5
  1.  タイ(前回王者)
  2.  ベトナム
  1.  ラオス
  2.  ブルネイ(予選勝者)

グループステージ

グループステージに於ける背景色
上位2チームが準決勝進出

それぞれのグループの順位は以下のようにして決定される。

  1. グループステージでの勝ち点
  2. グループステージでの得失点差
  3. グループステージでの得点数

以上の三つが同一であるチームがあった場合、次の優先度で順位を決定する。

  1. 直接関わった試合の結果
  2. PK数
  3. 抽選

グループA

チーム 出場権
1  タイ 4 3 1 0 13 2 +11 10 決勝ラウンド進出
2  インドネシア 4 3 1 0 12 3 +9 10
3  カンボジア 4 2 0 2 10 8 +2 6
4  フィリピン 4 1 0 3 8 10 −2 3
5  ブルネイ 4 0 0 4 2 22 −20 0
出典: AFF
カンボジア  3 - 2  フィリピン
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 4,860人
主審: マジェド・アル=シャムラニ英語版
ブルネイ  0 - 5  タイ
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 480人
主審: Chen Hsin-Chuan

フィリピン  5 - 1  ブルネイ
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 1,650人
主審: 譚炳煥
インドネシア  2 - 1  カンボジア
Report (AFFMEC)
Report (AFF)

ブルネイ  0 - 7  インドネシア
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
タイ  4 - 0  フィリピン
Report (AFFMEC)
Report (AFF)

カンボジア  5 - 1  ブルネイ
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
  • ヌル・イクワン英語版  21分
観客数: 6,169人
主審: Choi Hyun-jai
インドネシア  1 - 1  タイ
Report (AFFMEC)
Report (AFF)

タイ  3 - 1  カンボジア
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
フィリピン  1 - 2  インドネシア
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 2,370人
主審: アハマド・ファイサル・アル・アリ

グループB

チーム 出場権
1  ベトナム 4 3 1 0 12 0 +12 10 決勝ラウンド進出
2  マレーシア 4 3 0 1 10 4 +6 9
3  シンガポール 4 2 1 1 6 6 0 7
4  ミャンマー 4 0 1 3 4 9 −5 1
5  ラオス 4 0 1 3 2 15 −13 1
出典: AFF
ミャンマー  0 - 1  マレーシア
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 4,500人
主審: アハマド・ファイサル・アル・アリ
ラオス  0 - 6  ベトナム
Report (AFFMEC)
Report (AFF)

シンガポール  3 - 2  ミャンマー
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
  • マウン・マウン・ルウィン英語版  34分66分
マレーシア  5 - 0  ラオス
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 29,961人
主審: マジェド・アル=シャムラニ英語版

ラオス  0 - 2  シンガポール
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 1,087人
主審: オマール・アル=ヤコビ英語版
ベトナム  3 - 0  マレーシア
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 17,545人
主審: 佐藤隆治

ミャンマー  2 - 2  ラオス
  • チョー・ミン・ウー英語版  15分
  • マウン・マウン・ルウィン英語版  90+6分
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
シンガポール  0 - 0  ベトナム
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 5,434人
主審: 笠原寛貴

ベトナム  3 - 0  ミャンマー
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 11,575人
主審: Choi Hyun-jai
マレーシア  4 - 1  シンガポール
Report (AFFMEC)
Report (AFF)

決勝ラウンド

  準決勝 決勝
                         
A2   インドネシア 0 0 0  
B1   ベトナム 0 2 2  
    B1   ベトナム 2 0 2
  A1   タイ 2 1 3
B2   マレーシア 1 0 1
A1   タイ 0 3 3  

準決勝

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
インドネシア  0 - 2  ベトナム 0 - 0 0 - 2
マレーシア  1 - 3  タイ 1 - 0 0 - 3

第一戦

インドネシア  0 - 0  ベトナム
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 49,595人
主審: オマール・アル=ヤコビ英語版
マレーシア  1 - 0  タイ
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 62,989人
主審: キム・デヨン

第二戦

ベトナム  2 - 0  インドネシア
  • グエン・ティエン・リン英語版  3分47分
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 23,989人
主審: 荒木友輔

二試合合計スコア 2 - 0でベトナムが決勝進出

タイ  3 - 0  マレーシア
Report (AFFMEC)
Report (AFF)

二試合合計スコア 3 - 1でタイが決勝進出


決勝

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
ベトナム  2 - 3  タイ 2 - 2 0 - 1

第一戦

ベトナム  2 - 2  タイ
Report (AFFMEC)
Report (AFF)
観客数: 38,539人
主審: 高亨進

第二戦

タイ  1 - 0  ベトナム
Report (AFFMEC)
Report (AFF)

二試合合計スコア 3 - 2でタイが優勝


優勝国

 2022 AFF三菱電機カップ優勝国 

タイ
2大会連続7回目

統計

表彰

最優秀選手 最優秀若手選手 得点王 フェアプレー賞
ティーラトン・ブンマタン マルセリーノ・フェルディナン英語版 ティーラシン・デーンダー
グエン・ティエン・リン英語版
(6得点)
マレーシア

最終順位

チーム 結果
1  タイ 8 5 2 1 19 5 +14 17 優勝
2  ベトナム 8 4 3 1 16 3 +13 15 準優勝
3  マレーシア 6 4 0 2 11 7 +4 12 準決勝敗退
4  インドネシア 6 3 2 1 12 5 +7 11
5  シンガポール 4 2 1 1 6 6 0 7 グループステージ敗退
6  カンボジア 4 2 0 2 10 8 +2 6
7  フィリピン 4 1 0 3 8 10 −2 3
8  ミャンマー 4 0 1 3 4 9 −5 1
9  ラオス 4 0 1 3 2 15 −13 1
10  ブルネイ 4 0 0 4 2 22 −20 0
出典: AFF

脚注

注釈

  1. ^ a b c ブルネイは、スタジアムがFIFAの基準を満たしていないため、マレーシアでホームマッチを行う[3]

出典

外部リンク




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