2020年の動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:20 UTC 版)
「南沙諸島海域における中華人民共和国の人工島建設」の記事における「2020年の動向」の解説
4月18日、中国は海南省に2012年に設定した三沙市において、南沙区・西沙区の2つの行政区(市轄区)を設置すると発表し、中国民政部によると南沙諸島を管轄する南沙区の行政組織がファイアリー・クロス礁(永暑礁)に置かれる。 7月13日、アメリカのマイク・ポンペオ国務長官は、南シナ海での中国の海洋進出に関して声明を出し「南シナ海の大半の地域にまたがる中国の海洋権益に関する主張は完全に違法だ」と批判した。翌日の7月14日には、アメリカの批判に対して中国外交部報道局副局長の趙立堅による記者会見で、「中国の南シナ海での領土主権と海洋権益は十分な歴史と法理に基づいており、国際法にも合致している」と中国は猛反発した。
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