2015年デビューの新人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:45 UTC 版)
「2015年のF1世界選手権」の記事における「2015年デビューの新人」の解説
この年はフェルスタッペン、カルロス・サインツJr.、フェリペ・ナスル、ロベルト・メリ、アレクサンダー・ロッシの5名がデビューした。トロ・ロッソはフェルスタッペン(17歳)とサインツ(20歳)の若いラインナップで臨んだが、両者ともコンスタントにポイントを獲得し、経験不足に対する懸念を払拭した。ザウバーのナスルもデビュー戦で5位に入賞するなど一定の成績を残した。 F1デビュー年齢の若年化が進む中、当時まだ17歳で普通自動車免許の取得資格が無かったマックス・フェルスタッペン(元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンの息子)のデビューは議論を呼んだ。しかし、マレーシアGPで最年少入賞(17歳180日)を果たすと決勝4位2回などルーキー中最高の成績を収め、FIA表彰式の「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」に選出された。FIAは2016年からスーパーライセンスの発行条件を満18歳以上などの項目を追加することを決定し、今回のフェルスタッペンの事例は再び発給要件が緩和されない限りは不可能となった。 シーズン後にはマルシャの3人(スティーブンス、メリ、ロッシ)とスポンサーマネーのトラブルでパストール・マルドナドがシートを失った。
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