20世紀後半の定説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 13:38 UTC 版)
過去に様々な人種の分類が試みられたが、1950年代以降、徐々にコーカソイド・ネグロイド・モンゴロイド・オーストラロイドの「4大人種」という言い方が有力となっていき(これ以前には日本ではオーストラロイドがなくモンゴロイドに含められ「3大人種」とされることが多かった)、通俗的には現在でもしばしばこの4大人種の分類を前提に議論されることがある。当初これらの用語はそれぞれ白色人種・黒色人種・黄色人種・褐色人種ともいわれたが、中東・インド亜大陸の諸民族はすでにコーカソイドに分類されていた。 その後、現在までの間に、モンゴロイドの中からアメリンド(赤色人種)とアイノイドとを区別したりあるいはネグロイドの中からカポイドを分けたり等の説が試みられている。(この場合カポイドを除くネグロイドをコンゴイドともいう)
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