2次歪み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 06:10 UTC 版)
「ダイレクトコンバージョン受信機」の記事における「2次歪み」の解説
受信信号の近くに強力な 2 つの信号がある場合、アンテナ直後にある低雑音増幅器やミキサ回路の2次歪み(より一般的には偶数次歪み)により 2 つの周波数の差の信号が発生する。2 つの信号の周波数があまり離れていない場合、差の信号はミキサの後ろにあるローパスフィルタをそのまま通過し、本来のベースバンド信号を妨害する問題がある。 スーパーヘテロダイン受信機の場合は、DCオフセットの場合と同様、2次歪みで発生する低い周波数の妨害信号を中間周波段のフィルタで容易に除去できるため大きな問題とならず、3 次歪みなどの奇数次歪みのみが問題となる。
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