だらり

デジタル大辞泉

だらり

［副］

１ 力なく垂れ下がっているさま。「旗が—と下がる」

２ しまりのないさま。だらしのないさま。「暑さで—とする」「のんべん—」

［名］「だらり結び」の略。

だらり【^×陀羅^▽尼】

読み方：だらり

《「だらに」の音変化》陀羅尼鐘(だらにがね)のこと。特に、京都建仁寺東鐘楼の百八陀羅尼鐘をいう。

「どんどんぐりのづしを出づれば建仁寺、—が鳴るぞ、だらつくまいぞ」〈浄・女腹切〉

隠語大辞典

だらり

1. 京の舞妓特有の帯の締め方、其の端長く垂れて地に曳かんとする物。

分類 花柳界

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「だらり」の例文・使い方・用例・文例

• だらりと垂れた耳
• 犬はだらりと舌をたらした.
• 暑いと犬は舌をだらりとたらす.
• その画家は静物画が得意だったが絵の中の花はだらりと垂れていることが多い.
• 旗は風もない夏の熱気の中でだらりと垂れていた.
• 時には田舎に帰ってのんべんだらりと過ごすのも悪くはない.
• のんべんだらりと日を暮らす
• 便便だらりとしている
• 体は木からだらりとぶら下がっていた
• だらりと落ちる
• 空のバッグのように、だらりと垂れている
• だらりという,帯の結び方
• (物が)だらりと力なく垂れ下がるさま