ＰＥＴボトル

産廃・リサイクル・環境用語辞典

ＰＥＴボトル（ペットボトル）

　ポリエチレン･テレフタレート樹脂で作られた容器。

　透明性があり、強度も比較的あるため飲料容器に広く使われている。ＰＥＴを構成している元素は、炭素、酸素、水素の三種類だけ。従って完全燃焼させれば、炭酸ガスと水になり、有害ガスは出ない。一般にプラスティック製品を完全燃焼させると約１万kcal/kgの高燃焼カロリーが発生し、そのためにゴミの焼却炉を痛めてしまうことがあるが、ＰＥＴボトルの場合は約半分の５５００kcal/kgしか発生しない。