鼻水の出し方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 20:08 UTC 版)
鼻水を意図的に排出することを「洟(はな)を擤(か)む」または「鼻水を擤(か)む」と表現する。 鼻のかみ方は、ティッシュペーパーを鼻に当てて片方の鼻を押して穴を塞ぎ、口から吸い込んだ息を開いているほうの鼻の穴から出して鼻水を外に押し出す方法が用いられる。 ティッシュペーパーやハンカチで受けずに手で片方の鼻を抑えて鼻水を外部に排出することを、「手鼻を擤(か)む」という。 詳細は「擤鼻」を参照 鼻腔内に鼻水が存在している時に一回でもくしゃみをすると勢いで鼻水が大量に排出されることが多いほか(夏の暑い時期や涼しい時に発生する)、強く複数回擤みすぎると鼻の中の血管が切れて鼻血が出ることもある。 また、垂れそうな鼻水を吸い込んで元に戻そうとする行為を「洟(はな)を啜(すす)る」または「鼻すすり」などと表現するが、この行為は細菌のついた鼻水が鼻の奥、場合によっては耳にまで達して中耳炎をおこしたり、また中耳の気圧が下がり耳に悪影響を与えることがある。鼻をすする行為は海外、特にヨーロッパではマナー違反とされている。
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