黒川樋門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:16 UTC 版)
黒川樋門(くろかわひもん)は、庄内用水の水が地下水路により矢田川を越した出口にある樋門。名古屋市北区辻町にある。 2012年時点で現存する樋門は、明治期に造られた石造の樋門の上に、昭和末期の1980年に復元された木造の上屋が設けられている。樋門の上は橋となっており、人や自転車が通行可能である。 矢田川を越える地下水路(伏越)は、かつては庄内用水元杁樋門と同様に水路を船舶が通行することを考慮した高さを持つ人造石工法によるものであったが、その後コンクリート製のサイフォン式のものに改築され、2012年現在運用されているものは船舶の通行を考慮していない。庄内川で採取された水は伏越通過後、黒川樋門の手前の地点である三階橋ポンプ場内で堀川(黒川)と庄内用水に分かれる。 黒川樋門は1992年10月5日付で名古屋市都市景観重要建築物等に指定された。 地図
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